【薬剤師国家試験】時間をうまく使って勉強!真面目にやるだけが全てではない!?

薬剤師国家試験勉強法

・予備校の講義聞いたから、今日も勉強した私、えらい!
・同じ講義を聞いているのに、あの人と私の差はなんであるの?
・遊んでいるあの人が受かって、私が落ちるってどういうこと?

世の中は理不尽だって思ってしまうこともあるでしょう。

この不思議な現象がなぜ起こるのかを理解することで、今後の時間の使い方が変わります。

どうせやるなら、無駄な時間をなるべく減らしましょう!

簡単に自己紹介

taku(@taku159_)といいます。

慶應義塾大学薬学部を卒業し、現役で国試合格。

がん治療、緩和治療に貢献できるよう、日々認定取得に向けて自己研鑽中。

新人教育にも携わっており、一緒に薬剤師業界を盛り上げていく仲間を募集しています。

薬剤師国家試験の勉強時間

薬剤師国家試験合格を目指して、皆さん予備校や大学の講義を聞いて学んでいるかと思います。

ここで、耳を疑うような事実をお伝えします。

【真面目に講義を聞けば、成績が上がる】っていうことは、残念ながら全てではありません💦

もちろん、真面目に聞かなきゃいけない部分もあるのですが、ずばりそこが本記事で最も伝えたいこととなります。

taku
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真面目にやっていることは尊いことですが、それだと時間を無駄にするケースもあるんですね。

初期段階:ほぼ真面目に聞くスタンスでOK

もちろん、真面目に講義を受けたいい段階もあります。

それはずばり、初期段階!

特に現役生は、初期段階では学んできたとはいえ、忘れていることの方が多いです。

基礎となるベースを鍛える段階ですので、この段階は必ず集中して聞いて学んでください。

taku
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何でもかんでも不真面目にってわけではありません。要点をおさえた行動が重要です。

初期段階終了後:ここから時間をうまく使う!

本記事の本題。

知識が大方ついてきた段階から気にするべきことは、

自分が出来る分野、できない分野を明確に把握すること

これはよく言われることなので、皆さんできていると思います。

時間をうまく使う上で重要なのは、【そこから行動にそれを反映できているか】ということです。

taku
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実際にどうやって行動に反映するのか、解説していきます!

内職をするのは悪いことではない!

行動への反映の仕方、それはいわゆる「内職」をするということです。

「お金払っているのに、予備校の先生の話を聞かないっておかしくない?」

と思われる方もいるかもしれません。

ここで伝えたいのは、前半戦は予備校の力が大きく成長につながりますが、

後半戦は自分の力が大きな成長要因になるということです。

成長速度に差が出る理由

最初はみんな知識がないから、講義を受けてほぼ同じ速度で成長します。

ここから成長速度に差が生じるのは、大きくわけて2つの差があるからだと私は感じています。

・復習がおろそかで、知識が定着していない
自分の苦手分野を踏まえた勉強法が出来ていない

前者は勉強不足なので、頑張ってくださいとしか言えません。

しかし後者はただ予備校や大学の講義を受けていると、はまってしまうかもしれない落とし穴なんです。

一人ひとり得意分野は違う!

後半戦になると、各々得意・不得意な科目が出てきます。

つまり、優先して勉強する分野が分かれてくるわけです。

そんな状況で、講義を他の人と受けるっていうことは、効率よい勉強法からは遠ざかります。

なぜなら、得意科目を2時間講義受けても、国試の点数はほぼ伸びないから。

taku
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ここが真面目な人ほど陥りやすい、勉強法で一番気をつけなきゃいけない点だと感じています。

勉強自体はしているので、自身としても勉強したと認識してしまいます。

しかし、薬剤師国家試験合格においては、それが点数上昇につながった勉強だったかが重要!

だから、後半は内職することを私自身現役時代していたし、皆さんにも勧めるわけです。

内職8割、講義2割

私の内職の仕方をここで紹介しておきます。

次のステップで、私は内職していました。

・配布された問題をさっさと解く(もしくは予習しておく)
・自分のわからなかった問題のピックアップ
・関係ない問題の解説中は、ほぼ内職
・自身をもって解けなかった問題の時は、解説に集中
・苦手科目は講義をしっかり聞く

後半は問題演習が多くなるので、まずは問題を解きます。

この時、確実にこれが正解とわかる問題も徐々に出てくるわけです。

ここで皆さんに問いかけたいのは、「解説を聞く意味ありますか?」ということ。

もうすでにわかっている問題を何回やっても、大きな実力はつきません。

その間に、自分の苦手な分野の問題を復習・解きなおしするわけです。

自分にあった時間の使い方を出来ている人は、こうしたところで人よりも効率よく時間を使っているのです。

taku
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1時間の講義で、1日4コマ、週5日間だと仮定すると

10月からやっていくと、2月までの4か月間で320時間もうまく使えてしまうんですね

薬剤師国家試験は時間をうまく使って勉強!

いかがだったでしょうか?

真面目に勉強することで、損してしまうこともあるんですね。

決して不真面目に勉強すればいいというわけではありません。

自分にあった勉強を進めていくことは、社会人になってからも重要なスキルなので、ぜひ薬剤師国家試験の勉強を通して、この力を身に着けてください。

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