・薬剤師国家試験の範囲って広すぎて、覚えきれない気がする
・どうやってやったら知識のInputが効率よいのかわからない
誰もが悩むことだと思います。
以前の記事では、こんなことを紹介しました。
ここで紹介した勉強法の中で、さらに知識を入れる段階にスポットを当てて紹介します。
✅簡単に自己紹介
taku(@taku159_)といいます。
慶應義塾大学薬学部を卒業し、現役で国試合格。
がん治療、緩和治療に貢献できるよう、日々認定取得に向けて自己研鑽中。
新人教育にも携わっており、一緒に薬剤師業界を盛り上げていく仲間を募集しています。
他の物事でも学ぶときに大事にしている考え方を特別に教えます。
薬剤師国家試験の効率のよい勉強法とは?
まずは結論から。
物事を学ぶうえで重要なことは次の2点になります。
・重要なキーワードから覚え、そのあと細部を学ぶ
・勉強した後で、確実に自分の成長を感じる
順番に説明していきます!
薬剤師国家試験は連想ゲーム
前回の記事での例を再度、取り上げましょう。
お題「バナナ」で連想する言葉を10秒考えてみてください。
私の場合はこのような感じになりました。
今日はここからが本番。
連想できるワードを覚えていくことが、いわゆるインプットする勉強の段階です。
しかし、この段階で絶対にやってはいけないことがあります。
「最初からすべてのワードを覚えようとすること」
多くの人が陥ってしまう、いわゆる「最初から100%を求める思考」。
これが大きな落とし穴なんです。
これが出来れば勉強に困らないわけですからね💦
覚えるコツ:最重要→重要→余裕があればのランク付け
では、どうやっていくか。
見出しの通り、ランク付けして覚えていくことが重要になります。
例えば、先ほどのバナナの例。
個人的に連想ワードを分類すると、下記の通りになります。
最重要:黄色、サル、果物
重要:フィリピン、滑る
余裕があれば:ダイエット、レモン水、豆乳、カリウム
バナナを説明することを想像してください。
最重要に分類されるようなことは、それだけでそのものの特徴を示していることがわかります。
「黄色い果物」、あっ、バナナねってなりますよね
一方で、余裕があればのワードは、複数組み合わさってもわからないワードであることが多いです。
いわゆる重箱の隅をつくような問題の時しか役に立たない知識。
こうした知識は、薬剤師国家試験を満点合格目指すくらいの人以外では優先順位が落ちるわけです。
知っていて損はありませんけどね💦
このように、まずは主要な項目をおさえて、余裕があれば周辺の知識もっていう流れが効率のよい勉強法です。
実はこれ、絵を上手に描く時のコツと通ずる部分があります。
絵を描く時の流れは「アタリ線を描いてから、徐々に目などのパーツを書いていく」といいます。
勉強も一緒。
「重要な用語でおおまかな雰囲気をつかんでから、徐々に細かい部分を補う」のです。
最初に人物画で口から描き始める人はいないし、いたとしてもよっぽどの天才ですよね(笑)
一般の人でも成功するやり方を、勉強でもしていきましょう。
確実に成長を感じられるか?
物事を正しい手法で進められているときは、1日1日成長を感じることが出来ます。
一方で、誤った手法で進めている場合は、この感覚がありません。
今日1日を振り返って、皆さんはどうでしょうか?
具体的に「〇〇が出来るようになった、わかった」とまとめることが出来ればOK。
一方で、これが出来ない人は危険信号です。
いわゆる、「やったつもりになっている」可能性が高いです。
日々の目的意識も含め、重要というわけです。
一人ひとり能力が異なるので、自分にあった勉強ができているか、早い段階で見極めましょう!
まとめ:効率よく覚える勉強法
いかがだったでしょうか?
ただ闇雲に勉強するのではなく、どういった考えのもとで勉強するかが重要なことが伝わっていれば幸いです。
本ブログでは、国試合格に向けて役立つ情報や実務関連の問題解説をするので、気になった方は他の記事も読んでみてください。
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